先日突然お腹が痛くなって人生はじめて救急車で緊急搬送されました!
あちこちの病院をたらい回しにされて、受け入れてくれたのがJR東京総合病院でした。
JR新宿駅、代々木駅、小田急線南新宿駅からも近くてアクセスは抜群。
しょっちゅう新宿に来るのに全然知りませんでした。
なぜかGoogleの口コミはあまりよくないのですが、とっても良い病院だったし、せっかく入院したので、その体験記をご紹介したいと思います。
運ばれたのは緊急治療室
最初に運ばれたのは緊急治療室でした。
医療ドラマとかでよくおみかけするあの処置室です。
とにかく腹痛がひどかったんですが、なんとか立てるくらいだったので、自分の足で救急車を降りてベッドに横になりました。
すぐにお医者さんが点滴と痛み止めを腕から入れてくれたのですが、それまではもう死ぬほど痛くて息をするのも苦しいくらい。
ようやく30分くらいで薬が効き始めると嘘みたいに痛みがやわらいできました。
その間看護師さんがいろいろ対応してくれたんですが、それがすごい優しくてとにかく感動!
もしかした普段ほとんど女子と接しない生活をしているせいか、看護師さんがマスクをしていたせいかわかりませんが、まさに白衣の天使に見えました!
これぞホスピタリティ!
さて、その後はCTスキャンと胸部レントゲンを取られました。
結果盲腸らしいと。
ただ、深夜だったので消化器系の先生がいなくて一晩入院しろということになりました。
もちろんOK!
それで看護師さんから大部屋と個室のどっちがいいか聞かれたのですが、迷わず個室にしました。
以前別の病気で1日だけ入院したことがあったのですが、そのときはおじいちゃん達と同じ部屋でした。
その時の経験から高齢者の方というのはいろいろマナーの悪い方がいて一緒に生活するのは無理だなと。
しかも他人だし。
そんなわけでちょっとお高いのですが個室に入ることになりました。
個室は超快適
通された個室はこんな感じ。八畳くらいあります。
これで1日2万円です。
2万円は痛いけど、2,3日の入院ならお金出した方が快適にすごせるなと。
テレビもあって見放題です。
大部屋だとプリペイドカードを購入しないと見れないので、これはうれしい。
もっとお金を出せばさらにグレードの高い特別個室があるそうです。
ミスターXで政治家が入院しているようなやつですかね?
9階の部屋だったので眺望も最高。
遠くに代々木公園や渋谷の高層ビルが見えます。
普段は地面に這いつくばって生きているので、ちょっと偉くなった気分です。
洗面所と冷蔵庫がついています。
なんというか、ドライヤーと歯ブラシとタオルが置いてないビジネスホテルといった感じでしょうか。
歯ブラシやその他日用品は1階にコンビニがあるので、そこで購入できます。
長期入院する人は冷蔵庫がありがたいかもしれません。
飲み物とかお見舞いの差し入れを入れておけます。
こちらがトイレ!
トイレがとても広いです。
高齢者の方もゆったり使えます。
また今回の自分のように点滴を常時腕に刺したまま歩き回る必要がある方もこの広さがうれしいですね。
しかも落ち着く!
ちなみにパジャマやタオルを用意するのが面倒な人は、1階でレンタルしてくれます。
フェイスタオル、バスタオル、パジャマ1式がセット。
これで720円。
お風呂はついていなくて、浴場を予約して入浴する仕組みとなっていました。
でも、一日中ベッドに横になっているとほとんど汗をかかないので、2日に1回くらいでもよさそうです。
入院して気になったこと
JR東京総合病院に限らずどこの病院でも同じ問題があるかもしれないのですが、気になったことがいくつかあったのでご紹介します。
プライバシーがあまりないということ。
具体的に説明すると、大病院って付き添いがいらなくて完全看護なんですね。
これは結構普通らしいのですが、そのため個室に入院していたのにいろんな人が頻繁に出入りします。
具体的には次のような感じです。
~ 起床 ~
・起床時の検温、血圧測定
・朝食の運搬
・掃除係のゴミ回収
・朝食の後片付け
・主治医のチェック
・回診
・床清掃
・点滴の交換
・昼食
・点滴の交換
・夕食
・検温、血圧測定
~ 就寝 ~
・点滴の交換
点滴を付けていてその交換作業があったこともありますが、ご覧の通り起きている間ほぼ1時間に1回くらいの感じで人が入ってきます。
とっても手厚い看護で感謝感激なのですが、いつ着替えたらいいのかとか、いつウンチにいったらいいのかとかが慣れてないと読めません。
もっと入院日数が長い人だと、ゆっくりできる時間が見えてくるのかもしれませんが・・
病院内でのルーティンを把握するのにちょっと戸惑うかも。
できたら、ベッドの横にモニターかなんかあって、画面にスケジュール表が表示されていて、いつ何時に誰が来て何をするかがわかるようにしてくれたら嬉しいなと思いました。
どのタスクが終わって何が終わっていないか、仕事と同じようにわかるようになっているといいかも。
こういうのはシステム的には難しくなさそうだけど、病院全体で導入するのは結構大変なのかもしれませんね。
ナースコールは結構気軽に押してもいいらしい
もう一つ気になったのはナースコールの使い方です。
自分が昔のテレビを見過ぎなのかもしれませんが、ナースコールって瀕死の患者がここぞというときに押す必殺のボタンというイメージですよね。
でも入院してわかったのですが、ナースコールって意外と気楽に押していいらしい。
たとえばちょっとした疑問をたずねたりするときも、ナースコールを押すと担当の看護師さんが来てくれるので超便利です。
あと、採尿の時もオシッコの入ったカップを持っていってもらうときにナースコールを押したりしていました。
しかし、テレビの刷り込みは激しくてナースコールを押せば押すほど看護師さんの負担は増えるのは間違いないから、押すのを躊躇していろいろな疑問も自分で解決していました。
ただ、ナースコールの使い方は病院によってもしかしたら違うのかもしれません。
要確認!
最後に点滴を挿している姿を記念に。
入院している間に看護師さんは毎日変わるので正直お名前を覚えることはできませんでした。
でも、男性も女性もどの看護師さんもみんななぜか若くて優しいのが素敵でした。
なんとなく看護師さんってやや年齢がいっている方で、つっけんどんな感じという個人的なイメージがあったので、こんなに丁寧に対応してくれるんだ!
と目からウロコでした。
しかも先生も爽やかですごく話しやすい人で、感謝感激!
もちろんスタッフや病院によっては対応の悪いところもあるかもしれませんが、JR東京総合病院に関しては皆さんとても良い方ばかりで感動です。
これからJR東京総合病院を受診してみようと思っている方は参考にしてみてください。
その後、盲腸の手術をしました。こちらの記事もどうぞ。