先日の盲腸のため、いろいろ検査を行っています。
今日はCT検査でした。
あのドーナツみたいなでっかい機械の中にはいって、己の輪切りを撮影するやつです。
ちなみにCT検査はX線を使って撮影し、
MRI検査は磁気を使って撮影する方法です。
今回はCT検査ですが、造影剤という薬を注射で身体に入れるときれいに撮影できるらしいです。
この造影剤がこれまでの注射と違うところは突然からだが熱くなるということ!
今日はその体験談をブログでご紹介します。
CT検査の事前情報
CT検査を受ける前に病院から、注意事項なるものを読ませられました。
・注射針が太いからいつもより痛いかもよ
・造影剤を入れるとアナフィラキシーショックがある人がいるよ
痛いのか・・
最近病院に入り浸りなので、毎週のように注射を打っている感じなので、だんだん慣れてきましたが、いつもより痛いと事前通告されると緊張しますよね。
しかも、造影剤を身体にいれると約3%の人に副作用があるそうです。
結構大きい確率です。
特にぜんそくの人や薬剤アレルギー体質の方は副作用が発生しやすいとか。
まあ、私はそういったアレルギーはないので大丈夫だと思いましたが、こういった初めての検査をするときは、いつも緊張します。
また、CT検査はX線を照射して撮影する技法のため、被爆の心配があります。
健康の問題がでるレベルからはかなり低い被爆で、しかも短時間なので問題はないのですが、
しかし、こういうのは気になりますよね。
もし股間に照射された放射線で被曝したら生まれてくる子供に奇形が出たりしないかなとか。。
子供を作る予定はないんですけどね・・
CT検査の開始
事前情報を読み込んでいるうちに、CT検査に呼ばれました。
室内には看護師さんとCT検査の技師さん?みたいな方が2名で対応してくれています。
先ほどの話のように造影剤を入れることで副作用がある方がいるために、こうして2名体制になっているんだろうなと思いました。
まずベッドに私服のまま寝転びます。
撮影用の服に着替えるのかと思ったのですが、CT検査は部分的に撮影できるので、撮影するヶ所に金具などがなければそのままの服装でいいそうなのです。
今回は腹部の撮影でした。
そのため、一度ベッドに仰向けで寝転がり、お腹にタオルを掛けられます。
そして、そのタオルの下でズボンを脱ぐように指示されました。
うう。
そういえばさっきトイレにいったばかりなので、パンツにシミができてないかななんて考えながら脱ぎました。
男だったら問題ないけど、女の人だったらちょっと嫌だろうなと。
女の人で今度CTの撮影に行く人は腹部付近に金具のないズボンなりスカートをはいていくと、人前でずらす必要がないと思います。
造影剤の投与で熱くなる!
まず最初に造影剤無しの状態で、一度撮影を行います。
息をすって吐いてと言われて1分くらい。
あっと言う間に終わります。
続いて造影剤を注射。
一度ベッドから起き上がって、注射されます。
事前情報ではかなり痛い注射という風に書いてあったので覚悟していたんですけど、たいして痛くありませんでした。
もしかして、最近採血を何度もされているので注射慣れしているのかも。
とにかく、それほど恐れるほどのものではありません。
注射をしたら、点滴と同じようにチューブを付けてそこから造影剤を注入します。
造影剤は短時間に大量を注射するため人間の手では注射できないそうです。
そのため、機械が造影剤を注入していきます。
それがすごいのなんの!
あっと言う間に身体を暖かい血が駆け抜けて、最終的に股間がじわっとお漏らししたみたいに暖かくなります。
熱いというより暖かい感じ。
なにこれ!
生まれて初めての感覚!
まるでエヴァンゲリオンのエントリープラグの中に満たされているLCLみたいな、そんな感じ。
これだけ身体の中を薬剤が巡るんだから、副作用が出る人もいるわ。
幸いなことに、私には特に副作用などはなく、そのまま撮影は終了しました。
CTの撮影後は、看護師さんから腎機能に影響があるので、たくさん水をとって造影剤を尿から排出するように指示されました。
CT撮影の結果
撮影の結果はすぐに見せてもらえます。
そのまま診察室に行って30分くらい。
先生に呼ばれて診察室で撮影した大腸の写真を見せてもらいました。
我ながらグロいなと思いながら、すごい詳細に写っている内臓に関心するばかり。
撮影した画像にはやはり盲腸内部に石が写っていて、手術しなければいけないということになりました。
うう、
手術は怖いけど治さないと!
ということで、今回はCT検査で造影剤を入れたお話をしました。