5年、10年と長く付き合ったカップルは別れやすいっていう説があるらしいですね。
実は私も10年付き合った彼女と別れたことがあって、その説には何となくわかるところがあります。
ま、実際には短期で別れるカップルの方が圧倒的に多いのですが、なぜ長期間お付き合いしていたのに別れるのかは、端から見ると不思議なのかもしれません。
男からみた長く付き合ったカップルは別れる説
ということで、今回は私の経験に基づきながら男側から見た、長く付き合ったカップルは別れる説について説明しようと思います。
ときめきがなくなった
これはよく言われることですよね。ときめきがなくなった。。
付き合いだしのころは電話がかかってきたりメールが来ただけでもときめきますよね。
さらに、手を繋いだだけでもときめいたし、ちょっとキスをしただけでもときめいたものです。
そういうのは3年以上付き合うと一切なくなります。
はっきり言うと慣れになってしまうのですが、どんなに素敵な相手でも3年も同じことをしていればさすがに飽きが来てしまい別れてしまいます。
そういうのを避けるために、デートの場所ややり方を変えたりとかするのですが、結局一度なくしたときめきは絶対戻ってこないと断言できます。
好きだった理由がわからなくなった
元々彼女のどこを好きだったかはいろいろだと思います。
私の場合は顔、性格、声みたいなところでした。
自分好みの可愛い彼女に会う度にとても幸せな気持ちになりました。
もう誰にも渡したくない!
そんな風に思いました。
また、性格もやっぱり重要で、何を一緒にやってても楽しくて、いつだって会話もはずんでいました。
それが長年付き合っているうちにわからなくなってしまいました。
顔はかわいいと思いますが、それ以上の何か別の感情がわき上がることはありません。
ただかわいいだけみたいな。
とてもありがたいことなんだけど、可愛いことに対するうれしさみたいなものはなくなりました。
またお互いに性格が合っているというのは変わらなかったのですが、それが当たり前になってしまいました。
何か優しいことをされても感謝の気持ちがなくなってしまったし、ちょっとくらい相手に対してルーズになっても大丈夫、みたいな感じになってしまいました。
相手のことを大切に思えなくなったら、それは別れますよね。
彼女を抱きたいと思わなくなった
付き合いだしのころは毎日でも彼女を抱いていたいと思うのが男心ですよね。
実際に20代の初めの頃までは週に3日はエッチをするし、長期の休みの間は毎日のように。。
それが、3年くらい付き合ったころにはエッチをすること自体がとても面倒くさくなりました。
これは自分でも驚きなのですが、彼女の身体を抱きたいというのが完全に無くなりました。
と同時に、自分自身が年を取ってしまい10代の頃より性欲が減ってきたことを感じました。
たとえば、25歳から付き合って10年経ったら35歳です。
25歳と35歳の性欲はまったく異なります。
彼女のことを抱きたいと思わなくなったら、あえて会いたいとも思わないですよね。
もちろん、ただ一緒にいるだけで楽しいということであれば会いたいのですが。。
しかし若い男性が彼女に会いたいというのは、エッチをしたいと同じ意味だと思っておいた方がいいと思います。
長く付き合うと性欲の衰えと飽きによってエッチをするのが面倒なので、別れてしまうというのは考えられると思います。
すでに家族になっていることに気づいた
長く彼女とつきあっていると確実に家族みたいになります。
10年付き合っていれば立派な家族です。
そうなると、彼女の方が年下だったりすると確実に妹のように思えてきます。
守ってあげないといけないみたいな感情は付き合いだしのころもありますよね。
しかし、10年も付き合ってくると守ってあげるというよりも、面倒見なきゃみたいな上から目線に変わってきます。
これって兄目線だ!
と、きづいた頃にはもうダメです。
兄目線で彼女を抱くこともできないですし、好きという感情はおこりません。
同じように彼女がお姉さんやお母さんのように感じたら別れるしかありませんよね。
そういう感情にならないように、付き合っている間はある程度の緊張感を持っていた方がいいというのが私の感想。
結婚できないとわかった
お付き合いのゴールはいつの時代も結婚です。
ゴールのないお付き合いは絶対に別れると断言できます。
そのため、結婚を曖昧にする男性だけでなく、結婚したがらない女性も別れやすいと言えます。
ただ居心地がいいから長く付き合っているのだと思いますが、ケジメは重要ですよね。
お互い年を取ってしまうし、それぞれのご両親も同じように年をとってしまいます。
この後の人生を背負っていくという覚悟が男性にも女性にもないと別れた方がいいと思います。
たとえば、プロポーズは男性からするのが当たり前の風潮があります。
しかし、長く付き合って別れるとダメージが大きいので、お付き合いして2年くらいしたら女性からどんどん結婚について聞いてみた方がいいと思います。
男性の中にはずるい人がいっぱいいます。
楽だから彼女と付き合っているという男は、ずるずると結婚の話を先延ばしにして結局は結婚することはありません。
男性にそういう傾向が見え隠れしたら、どんなに好きでも別れた方が将来のお互いのためなのです。
お互いが大人になってしまった
10年もの長きにあわたって付き合っていると、さすがに年をとってきます。
年を取るとなにが変わるかというと、物の考え方や性格もどんどん変わるのです。
恋愛に対する考え方も変わりますし、結婚に対する考え方もそうです。
また、若い頃にようにお互い大好きだから一緒にいるというのも面倒になってくるので、付き合い方がマイルドになってきます。
週に1度会えばいいやという感じになったり、最悪1ヶ月に1度でいいやになります。
それってもう付き合っていると言えるのか・・
さらに10年も付き合ってくると、お互いの居住地や仕事も変わっていたりします。
居住地や仕事が変わると人は性格が変わると言われています。
その場その場の人達に影響されるからです。
気がつけば二人とも別々の道を歩み始めて大人になっています。
大人になるというのは一人の人間として独立した考えを持ったり、お金の稼ぎ方をすることなのですが、そういった大人化が二人の間に溝をつくるのです。
大人化が進んだカップルは別れるというのが私の経験から言えることです。
逆に考えると、いつまでも子供っぽいカップルは、お互いに依存しあって生きているのでなかなか別れないとも言えますね。
まとめ
ということで、今回は男から見た長く付き合ったカップルは別れる説について考えてみました。
総じて言えることは、長く付き合うと時間が人を変えてしまうということです。
恋愛には賞味期限があって、それはどんなカップルも多少の差はありますが同じというのが私の考え。
恋愛から結婚にうまく移行できなかったカップルは長い付き合いの中で変質して、そして別れるのです。
そのため、お相手と結婚したいという場合は、嫌がられてもできる限り早めに意思を確認することをオススメします。
自戒を込めて・・